地形モデルの等高線を編集する

現況地形モデルまたは計画地形モデルの地形等高線を直接編集、追加、削除し、設計要件に応じて地形を変更、造成、形成できます。

等高線を編集できることに加えて、地形モデルの地形をスカルプティングすると、地形モデルの形状を変更することもできます。

造成図形の範囲内にある等高線は編集しないでください。地形モデルに対する造成図形の効果は等高線の編集より優先されるため、編集モードを終了すると変更は元に戻ります。

現況地形モデルと計画地形モデルの両方で編集を予定している場合は、最初に現況地形モデルの等高線を編集します。影響を受ける領域の計画地形モデルを先に編集すると、現況地形モデルの編集時に編集内容が誤って変更されたり、取り消されたりする可能性があります。

等高線の編集モード

等高線の編集モード内で、現況地形モデルまたは計画地形モデルの等高線を編集できます。

等高線の編集モードにアクセスするには：

地形モデルに対する適切なコマンドを選択します。

あるいは、地形モデルを選択してオブジェクト情報パレットの現況等高線を編集または計画等高線を編集をクリックするか、コンテキストメニューから編集を選択し、地形モデルの編集ダイアログボックスで関連する編集モードをクリックします。

等高線の編集モードでは、特別な等高線の編集パレットに使用可能なツールが表示されます。このパレットは等高線の編集モード内でのみ使用できます。

元のビューに応じて、編集モードでは地形モデルが2Dまたは3D等高線で表示されます。等高線のラベル位置はロックされているため、誤って移動したり編集されたりすることはありません。造成図形は表示されますが、選択も編集もできません。

等高線を編集する場合は、現況地形モデル等高線の編集を出るまたは計画地形モデル等高線の編集を出るボタンをクリックして（あるいは加工メニューにある同じ名前のコマンドを選択して）変更を適用し、図面に戻ります。

すべての造成図形が地形モデルに再適用されます。

地形モデル等高線を変更する

選択した地形モデル等高線のパラメータは、オブジェクト情報パレットで編集できます。等高線の編集パレットツールでも等高線を編集できます。

地形モデル等高線を編集するには：

地形モデル等高線の編集モードで、等高線の編集パレットのセレクションツールをクリックします。

地形モデル等高線をクリックして選択します。

等高線をマウスで移動するかナッジします。等高線の位置は、X方向かY方向にのみ調整できます。オブジェクト情報パレットで等高線の高さを変更します。

等高線や等高線の頂点は変形ツールで変形できるほか、等高線の編集パレットで使用可能な他のツールで編集できます。ほとんどの場合、等高線は別の等高線と交差しておらず、等高線のセグメントが別の等高線のセグメントと同一線上にある（XY平面で同じスペースを占めている）ことはありません。

選択した等高線を削除するには、Deleteキーを押します。

地形モデル等高線を追加する

地形モデル等高線ツールを使用すると、現況地形モデルまたは計画地形モデルに等高線を追加できます。

 

地形モデル等高線を追加するには：

地形モデル等高線の編集モードで、ツールをクリックします。

等高線を特定の高さで描画するには、高さをロックモードを切り替えてデータ入力を有効にし、高さの値を指定します。

等高線の高さはフローティングデータバーでも指定できます。

新しい等高線の正しい高さを決定するのに役立つ便利な方法は、高さをロックモードを無効にして、等高線が作成される地形モデルをクリックすることです。Tabキーを押して、その地点の高さがフローティングデータバーに表示されたら、クリックして等高線の描画を開始します。次に高さをロックモードを有効にして、希望する等高線の高さを入力します。

等高線を表す曲線を描画します。ほとんどの場合、等高線は別の等高線と交差しておらず、等高線のセグメントが別の等高線のセグメントと同一線上にある（XY平面で同じスペースを占めている）ことはありません。

ダブルクリックして等高線の描画を終了します。

等高線の編集モードを終了すると、等高線の曲線は自動的に多角形に変換され、地形モデルの設定で指定したセグメント長の値に従ってセグメント化されます。必要に応じて、新しい等高線が挿入されて補間されます。現況地形モデルと計画地形モデルが更新されます。

等高線ラベルを編集する

図形の編集モード

地形モデルの境界線を変形する

地形モデルのプロパティ